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第12回 みらいつくり哲学学校 『全体性と無限』「第Ⅱ部 内奥性と家政 A 生としての分離」開催報告

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22/7/26

 

2022年7月26日(火) 10:30~12:00、第12回となる「みらいつくり哲学学校オンライン」を開催しました。

 

第12回は、『全体性と無限』の「第Ⅱ部 内奥性と家政 A 生としての分離」についてです。

 

今回の範囲では、1節:志向性と社会的関係、2節: 《…によって生きること》(享受)。成就の概念、3節:享受と自存性、4節:欲求と身体性、5節:〈自我〉の自己性としての情動性、6節:享受の自我は生物学的なものでも社会学的なものでもない。という内容でした。キーワードとしては、「生」、「享受」、「存在」、「幸福」というようなものがありました。

 

 

ディスカッションの時間は、本文中に出てきた「存在の彼方」とは何なのか? レヴィナスは存在をどのように捉えているのか? というように、本文に用いられている言葉の意味や、著者であるレヴィナスは~についてどう考えているのかを考察する時間がほとんどでした。

ここで~と言っているから、きっとここはこういう意味だと思う…というやり取りも多く、今回は読解回(いつもではありますが)のようでした。

 

 

哲学学校直前に、メタバースで集まるお試しが行われていました。上手く行けば、メタバースで哲学学校を開催する可能性もあるかもしれません。いろんな参加の形が生まれてきましたね。

 

次回、第13回(奇数回)は、8月9日(火)10:30~12:00、ちくま新書『世界哲学史』より「1巻 8章・8巻4章」部分を扱います。

第14回(偶数回)は、8月16日(火)10:30~12:00、エマニュエル・レヴィナス『全体性と無限』より「第Ⅱ部 内奥性と家政 B 享受と表象」を扱います。

 

 

参加希望や、この活動に興味のある方は、下記案内ページより詳細をご確認ください。

皆さまのご参加をお待ちしております。

 

執筆:吉成亜実(みらいつくり研究所 リサーチフェロー兼ライター)

 

 

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