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22/6/14
2022年6月14日(火) 10:30~12:00、第8回となる「みらいつくり哲学学校オンライン」を開催しました。
第8回は、『全体性と無限』の「第Ⅰ部 <同>と<他> B.分離と言説(5~7節)」についてです。
今回の範囲では、第5節:言説と倫理、第6節: <形而上学的なもの>と《人間的なもの》、第7節: 対面―還元不可能な関係 という内容でした。キーワードとしては、「言語」、「<言説>」、「裸性」、「対面」というようなものがありました。
ディスカッションの時間は、「言語とことば」の違いについて考察をしたり、参加者が本文について理解できなかった部分について考えたりしました。
また同と他の関係性について親子の関係と照らして考えたり、イラストで整理したりと人によって様々な理解の仕方やイメージの膨らませ方があるということが分かりました。
次回、第9回(奇数回)は、6月28日(火)10:30~12:00、ちくま新書『世界哲学史』より「1巻6章・8巻6章」部分を扱います。
第10回(偶数回)は、7月5日(火)10:30~12:00、エマニュエル・レヴィナス『全体性と無限』より「第Ⅰ部 <同>と<他> C 真理と正義・D 分離と絶対者」を扱います。
参加希望や、この活動に興味のある方は、下記案内ページより詳細をご確認ください。
皆さまのご参加をお待ちしております。
執筆:吉成亜実(みらいつくり研究所 リサーチフェロー兼ライター)
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