Works

第7回 みらいつくり哲学学校 『世界哲学史』「1巻5章・8巻7章」開催報告

前回の報告はこちら

ー ー ー ー

22/6/7

 

2022年6月7日(火) 10:30~12:00、2022年度第7回となる「みらいつくり哲学学校オンライン」を開催しました。

 

奇数回は、ちくま新書『世界哲学史』を第1,8巻から「折りたたみ」で読んでいきます。

 

第7回は、『世界哲学史』の1巻5章と8巻7章についてです。

テーマは、「1巻5章 古代インドにおける世界と魂」、「8巻7章 中国の現代哲学」でした。

 

1巻5章 古代インドにおける世界と魂では、一般哲学史におけるインド哲学は「第一期 ヴェーダの時代」、「第二期 ブラーフマナとウパニシャッドの時代」、「第三期 ヴェーダ以後の時代」に分かれており、インド哲学の技法は対話形式で行われることが多いようです。インド哲学における魂 (アートマン)や、叙事詩における「魂について」などが取り扱われていました。

 

8巻7章 中国の現代哲学では、中国に哲学はあるのかという問いから始まり、現代中国1920年ころからの哲学の流れが取り扱われていました。中国に哲学はあるのか? という問いは、いまだ明確な答えは出ていません。中国国内の哲学者や西洋哲学との関わりをさらっていく中で、今の中国哲学思想界はまだ力を蓄積する段階、現代哲学の発展も大いに期待できる。としてまとめられていました。

 

ディスカッションの時間は、はじめに中国やインド哲学を個人で学んだことがあるか?という質問から始まりました。中には、ヨガ教室でウパニシャッドを習ったという方もいました。また、今回はインドと中国の哲学が取り扱われていたことから、なぜインドでは哲学が広がりを見せたのに、中国はそうならなかったのか?ということを皆で考えたりしました。合わせて、哲学がないと言われがちな他地域の共通点なども考えました。

 

 

今回は私もレジュメ報告担当をしました。久しぶりでしたが、今までより上手くできた気がします。本文の内容によるのか? それともレジュメ作りに慣れてきたのか? 謎ですが、何とかこなせて良かったです。

 

次回、第8回(偶数回)は、6月14日(火)10:30~12:00、エマニュエル・レヴィナス『全体性と無限』より「第Ⅰ部 <同>と<他> B.分離と言説(5~7節)」を扱います。

第9回(奇数回)は、6月28日(火)10:30~12:00、ちくま新書『世界哲学史』より「1巻 4章と8巻6章」部分を扱います。

 

参加希望や、この活動に興味のある方は、下記案内ページより詳細をご確認ください。

皆さまのご参加をお待ちしております。

 

執筆:吉成亜実(みらいつくり研究所 リサーチフェロー兼ライター)

 

次回の報告はこちら