「グリーフを抱える人の当事者研究」Season5参加者募集中
2025年5月~ ONLINE
(前回までの当事者研究開催報告につきましてはこちらをご覧ください)
「グリーフを抱える人の当事者研究」Season5の開始が決定いたしました。
今Seasonもオンライン開催となりますので、居住地を問わずご参加頂けます。
2018年4月からはじまった「グリーフを抱える人の当事者研究」。
近しい人との死別後に抱えた困難や不自由について、対処法や自身の想いを語り、他者の体験とともに並べて眺めながら整理していく場となります。
グリーフを持つ人をケアの場ではなく、ご自身のグリーフについて見つめ直したい方にご参加頂いておりますため、個人差はありますがお別れからすこし年月を重ねられた方達の参加が多い様子です。
Seasonごと平均4-6回を2-4ヶ月に1度の開催(参加者の都合を合わせて次回を決めています)となります。毎回出なければならないというものでもないため、気になる方は一度お問いあわせくださいませ。
「身近な方との死別によるグリーフ」を抱えている当事者の皆様、抱えているものを少しでも抱えやすくするための研究に参加してみませんか?
なお、そちらと並行して「ベテラン・グリーフを抱える人の当事者研究」も6月から開催予定です(不定期・オンライン開催)。
熾烈な戦いを経て、時として傷はうずくけれども概ねその体験を経験としての整理が進んだベテラン(退役軍人)当事者達を交え、学会、発表、研究について、(ナイーブ)グリーフ当事者研究のオブザーブや運営をしている中で気がついたこと、グリーフ関係のアート、企画、コンパッションコミュニティについて、その他色々関連するものしないものを共有し、情報交換し、意見を交換する場になる予定です。医療従事者でグリーフ関連の活動や研究をされている方で当事者研究に御興味をお持ちの方はこちらにご参加頂くことができますので、どうぞお声掛けくださいませ。
昨年夏には、医療者をケアの対象とした「旅の途中のお食事会」という企画も実施しております。報告はこちらをご覧くださいませ。
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『グリーフを抱える人の当事者研究』目的
①「身近な方との死別によるグリーフ」について、同じような体験をした仲間と集い、語り、聴き、共感し、語り直す機会とすること。
② それらを通じて感情や考えの整理をし、新たな意味づけをすること。
③「グリーフを抱える人」と共に生きるためのヒントを提供すること。
『グリーフを抱える人の当事者研究』実施テーマ一覧
Season1(2018年 5回)
第1回「喪失後の体調変化について」
第2回「宗教とグリーフの関係について」
第3回「社会的役割とグリーフについて」
第4回「グリーフと共に生きる。
グリーフと共に生きる人と生きる。」
第5回「これまでの振り返り」
Season2(2020年 1回)
第1回「最近の様子」
Season3(2021年 5回)
第1回「写真展に『会いに行く』」2021年4月22日(木)10:00-11:30
第2回「亡くなった方との関係性の変化」2021年5月27日(木)10:00-11:30
第3回「あの人を想い出させる〇〇」2021年7月30日(金)10:00-11:30
第4回「フラッシュバックの状況報告」2021年7月30日(金)10:00-11:30
第5回「グリーフを伝えること」2021年10月1日(金)10:00-11:30
Season4(2023年7月~現在開催中)
第1回「研究の研究の研究」2023年7月21日(金)10:30-12:00
第2回「死を告げるということ」2023年9月20日(火)10:30-12:00
第3回「何故死を語ることはかくも難しいのか」2023年11月15日(水)10:00-11:30
第4回「Allan Kellehear講演会の振り返り」2024年1月24日(水)10:00~11:30
第5回「コンパッションに満ちた場づくりの計画」2024年3月13日(水)10:00~11:30
「コンパッションに満ちた場作りの企画MTG」
①2024年4月24日(水)12:00~13:00
②2024年5月29日(水)12:00~13:00
③2024年7月03日(水)10:00~11:00
④2024年8月14日(水)10:00~11:00
「旅の途中のお食事会」2024年8月31日(土)10:00~13:30
【グリーフを抱える人の当事者研究についてのお問い合わせ・お申し込み】
医療法人稲生会 目黒
011-685-2799
meguro-yu@kjnet.onmicrosoft.com