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第8回 みらいつくり哲学学校 『ジェンダー・トラブル』「第1章4節」開催報告

前回の報告はこちら

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2024年10月25日(金) 10:30~12:00、第8回となる「みらいつくり哲学学校オンライン」を開催しました。

 

偶数回は、ジュディス・バトラー『ジェンダートラブル』 になります。第8回は、『ジェンダートラブル』の「第1章<セックス/ジェンダー/欲望>の主体 4節」についてです。

今年度の課題図書は本文がそこまで長くないため、回によってはいくつかの節をまとめて扱う予定です。

今回は、「第1章 <セックス/ジェンダー/欲望>の主体」の4. 二元体、一元体、その彼方の理論化が扱われていました。

 

ディスカッションの時間は、開放性という内容に関連して昨年度のドゥルーズとのつながりをかんじたか?という話題から始まりました。また、タイトルの「二元体、一元体」について、2元体は男や女だとして、1元体はなんだろうという考察などが話されました。

また、社会を変えようとする人とこのままでいいとする人たちが、それぞれ連帯しようとなった時、前者より後者のほうが連帯しやすいという話がありました。

前者はそれぞれ主張が異なるから、後者は皆が1つの意見を持っているからということでした。なかなか興味深く聞いていました。

 

次回、第9回は(奇数回)は、12月13日(金)10:30~12:00、ちくま新書『世界哲学史』より「5巻10章」部分を扱います。

第10回(偶数回)は、12月27日(金)10:30~12:00、ジュディス・バトラー『ジェンダー・トラブル 』より「第1章 <セックス/ジェンダー/欲望>の主体」の第5節を扱います。

 

参加希望や、この活動に興味のある方は、下記案内ページより詳細をご確認ください。

 

皆さまのご参加をお待ちしております。

 

執筆:吉成亜実(みらいつくり研究所 リサーチフェロー兼ライター)

 

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