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2024年11月8日(金) 10:30~12:00、2024年度第7回となる「みらいつくり哲学学校オンライン」を開催しました。
奇数回は今年度も変わらず、ちくま新書『世界哲学史』を「折りたたみ」で読んでいきます。
第7回は、『世界哲学史』の4巻1章「都市の発達と個人の覚醒」についてです。
4巻1章 都市の発達と個人の覚醒は、1. 13世紀と哲学、2.都市という集住形式、3. 中世における固体と個人、という章立てでした。今回は中世の導入の部分でした。
ディスカッションの時間は、別冊と中世がこの本の一番の盛り上がりなのではないかという意見が出るところから始まりました。また、哲学は他からの影響を受けずに進んできたものかと思っていたが、本文内で都市の発達の影響を多分に受けたという内容に驚いたという話もありました。
また、煉獄というワードからアニメ『鬼滅の刃』に関連付けた話に広がったりもしました。
数回前から奇数回の進行は私が担当しています。気を抜くとオタクの語り場(https://futurecreating.net/works/works-8905/)のようにになってしまいますが、それくらい緩い哲学もありかなと思います。
次回、第8回(偶数回)は、11月22日(金)10:30~12:00、ジュディス・バトラー『ジェンダートラブル』 「第1章 <セックス/ジェンダー/欲望>の主体」の第4節を扱います。
第9回(奇数回)は、12月13日(金)10:30~12:00、ちくま新書『世界哲学史』より「5巻10章」部分を扱います。
参加希望や、この活動に興味のある方は、下記案内ページより詳細をご確認ください。
皆さまのご参加をお待ちしております。
執筆:吉成亜実(みらいつくり研究所 リサーチフェロー兼ライター)
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