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第2回 みらいつくり哲学学校 『ジェンダー・トラブル』「序文」開催報告

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2024年8月23日(金) 10:30~12:00、第2回となる「みらいつくり哲学学校オンライン」を開催しました。

 

偶数回は、ジュディス・バトラー『ジェンダートラブル』 になります。第2回は、『ジェンダートラブル』の「序文」についてです。

序文ということで、今回扱われる書籍の内容の概要についてなどが扱われていました。

 

ディスカッションの時間は、まず初めに序文を読んでそれぞれが持った感想についてが語られました。

その後は、本文中にあった「男の主体がじつは女という《他者》に根本的に依存している」という文について、参加者は自身の感覚としてこの文をどう捉えたかという質問が出たため、各々それについて回答するといった場面がありました。

 

これまでの課題図書とは少し毛色が違う気がした今年度の『ジェンダートラブル』ですが、思索の潮流はこれまでの本と繋がっているところもありそうです。

 

次回、第3回は(奇数回)は、9月13日(金)10:30~12:00、ちくま新書『世界哲学史』より「4巻2章」部分を扱います。

 

第2回(偶数回)は、9月27日(金)10:30~12:00、ジュディス・バトラー『ジェンダー・トラブル 』より「第1章 <セックス/ジェンダー/欲望>の主体」の1~2章を扱います。

 

参加希望や、この活動に興味のある方は、下記案内ページより詳細をご確認ください。

 

皆さまのご参加をお待ちしております。

 

執筆:吉成亜実(みらいつくり研究所 リサーチフェロー兼ライター)

 

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