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2024年8月9日(金) 10:30~12:00、2024年度第1回となる「みらいつくり哲学学校オンライン」を開催しました。
奇数回は今年度も変わらず、ちくま新書『世界哲学史』を「折りたたみ」で読んでいきます。
第1回は、『世界哲学史』の6巻2章「道徳感情論」についてです。
6巻2章 道徳感情論は、1. 道徳感情論の形成、2. 道徳感情論の展開──ヒューム、3. 道徳感情論の完成──スミス、4. 道徳感情論の可能性、という章立てでした。
ディスカッションの時間は、コンパッションと共感の違いの話から始まり、スミスの述べていた共感に「自分は共感できない」などの「共感」についての考察がなされました。またそこから、様々な場面での表現方法についての話もされました。
24年度第1回がいよいよ始まりました。中途半端な時期ですが、今年度も心機一転哲学しましょう。
次回、第2回(偶数回)は、8月23日(金)10:30~12:00、ジュディス・バトラー『ジェンダートラブル』 「序の序文」を扱います。
第3回(奇数回)は、9月13日(金)10:30~12:00、ちくま新書『世界哲学史』より「4巻2章」部分を扱います。
参加希望や、この活動に興味のある方は、下記案内ページより詳細をご確認ください。
皆さまのご参加をお待ちしております。
執筆:吉成亜実(みらいつくり研究所 リサーチフェロー兼ライター)
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