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24/5/13
2024年5月10日(金) 10:30~12:00、第28回となる「みらいつくり哲学学校オンライン」を開催しました。4月から開催曜日が金曜日に変更になっています。
偶数回は、河出文庫 ジル・ドゥルーズ『差異と反復』になります。第28回は、『差異と反復』の第5章 感覚されうるものの非対称的総合の第17節から第5章の最後までについてです。
今回の範囲は、「第5章 感覚されうるものの非対称的総合」の17. 強度と微分~ 26. 心的なシステムにおける他者の本性と機能、でした。今回の課題図書は節で分かれていないため、本文太字部分に数字を当てはめて節としています。
ディスカッションの時間は、実生活に基づく差異とドゥルーズの述べる差異の捉え方の確認から始まりました。また、弁証論的なありかたと感性論的なあり方をみらいつくり大学校の活動を通して分析したりしました。
いよいよ差異と反復は、次回から結論にうつります。長かったような、早かったような、複雑な気持ちです。
次回、第29回(奇数回)は、6月14日(金)10:30~12:00、ちくま新書『世界哲学史』より「6巻3章」部分を扱います。
第30回(偶数回)は、6月28日(金)10:30~12:00、ジル・ドゥルーズ『差異と反復』より「結論 差異と反復」の第1節から第12節までを扱います。
参加希望や、この活動に興味のある方は、下記案内ページより詳細をご確認ください。
皆さまのご参加をお待ちしております。
執筆:吉成亜実(みらいつくり研究所 リサーチフェロー兼ライター)