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2023年12月26日(火) 10:30~12:00、2023年度第21回となる「みらいつくり哲学学校オンライン」を開催しました。
奇数回は、ちくま新書『世界哲学史』を「折りたたみ」で読んでいきます。
第21回は、『世界哲学史』の3巻7章と6巻5章についてです。
テーマは、「3巻7章 ギリシア哲学の伝統と継承」、「6巻5章 啓蒙と宗教」でした。
3巻7章 ギリシア哲学の伝統と継承では、1. 註解書というスタイル、2. ギリシア哲学の伝統と継承、3. おわりに──註解の営みの意義という章立てでした。
6巻5章 啓蒙と宗教では、1. ニュートンの自然科学、2. ニュートンとライプニッツ、3. ヒュームとカントという章立てでした。
ディスカッションの時間は、註解とは何か、註解と解釈の関係性などの註解という言葉の考察から始まりました。その後は、哲学書のスタイルとして対話編がなくなってしまったのはなぜかという話や、対話に関連して自分との対話というような話がなされました。
次回、第22回(偶数回)は、2024年1月9日(火)10:30~12:00、ドゥルーズ『差異と反復』より「第4章 差異の理念的総合」の第10節~第20章までを扱います。
第23回(奇数回)は、1月23日(火)10:30~12:00、ちくま新書『世界哲学史』より「3巻8章」部分を扱います。
参加希望や、この活動に興味のある方は、下記案内ページより詳細をご確認ください。
皆さまのご参加をお待ちしております。
執筆:吉成亜実(みらいつくり研究所 リサーチフェロー兼ライター)
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