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23/7/11
2023年7月11日(火) 10:30~12:00、第10回となる「みらいつくり哲学学校オンライン」を開催しました。
偶数回は、河出文庫 ジル・ドゥルーズ『差異と反復』になります。
第10回は、『差異と反復』の第2章 第1節~15節までについてです。
今回の範囲は、「第2章 それ自身へ向かう反復」の1.反復、それは、何かが変えられること ~ 15. 永遠回帰における反復という観点からする、悲劇的なものと喜劇的なもの、歴史、信仰、でした。今回の課題図書は節で分かれていないため、本文太字部分に数字を当てはめて節としています。
ディスカッションの時間は、2章の序盤だったこともあり内容がつかみきれない様子でした。特に、今回登場した概念は生活場面の中の何かにたとえられることがなく、イメージが難しかったです。純粋過去とは、受動的総合・能動的総合とはなど、今回登場した概念を考える内容が多くありました。
内容が理解できずにちんぷんかんぷんでも、読み進めているうちにほんの少しだけわかってくる時があります。今回は耐えのターンだったのかもしれません。
次回、第11回(奇数回)は、7月18日(火)10:30~12:00、ちくま新書『世界哲学史』より「3巻 2章と6巻10章」部分を扱います。
第12回(偶数回)は、8月1日(火)10:30~12:00、ジル・ドゥルーズ『差異と反復』より「第2章 それ自身へ向かう反復①」の第16~24節までを扱います。
参加希望や、この活動に興味のある方は、下記案内ページより詳細をご確認ください。
皆さまのご参加をお待ちしております。
執筆:吉成亜実(みらいつくり研究所 リサーチフェロー兼ライター)
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