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23/4/11
2023年4月11日(火) 10:30~12:00、2023年度第3回となるの「みらいつくり哲学学校オンライン」を開催しました。
奇数回は、ちくま新書『世界哲学史』を「折りたたみ」で読んでいきます。
第3回は、『世界哲学史』の2巻8章と7巻4章についてです。
テーマは、「2巻8章 プラトン主義の伝統」、「7巻4章 マルクスの資本主義批判」でした。
2巻8章 プラトン主義の伝統では、1. 前一世紀から後六世紀までのプラトン主義、2. 注釈の伝統、3. プラトン主義の基本思想、4.プラトン主義を生きる、という章立てでした。プラトン主義とその歴史についてまとめられていました。
7巻4章 マルクスの資本主義批判では、1. マルクスと「マルクス主義」、2. 哲学批判、3. 経済学批判、という章立てでした。マルクス主義や資本主義批判についての内容でした。
ディスカッションの時間は、プラトン主義の中にある「徳の階梯」に関連して、なぜこの順番なのか。という問いがあがり、そのことを考えるところから始まりました。またそれぞれの「批判の仕方や批判に対する考え方」や、「哲学の仕方や生き方は、プラトン派か?マルクス派か?」というような内容の話がありました。
皆さんは何かをするとき、まず行動する派ですか? 書籍などで知識を得てから動く派ですか?
次回、第4回(偶数回)は、5月2日(火)10:30~12:00、ドゥルーズ『差異と反復』より「序論」の第10~15節までを扱います。
第5回(奇数回)は、5月9日(火)10:30~12:00、ちくま新書『世界哲学史』より「2巻 9章と7巻3章」部分を扱います。
参加希望や、この活動に興味のある方は、下記案内ページより詳細をご確認ください。
皆さまのご参加をお待ちしております。
執筆:吉成亜実(みらいつくり研究所 リサーチフェロー兼ライター)
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