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第26回 みらいつくり哲学学校 『全体性と無限』「第Ⅳ部 顔の彼方へ  A~C」開催報告

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23/1/31

2023年1月31日(火) 10:30~12:00、第26回となる「みらいつくり哲学学校オンライン」を開催しました。

 

第26回は、『全体性と無限』の「第Ⅳ部 顔の彼方へ  A~C」についてです。

 

今回の範囲では、A.愛の曖昧さ、B.エロスの現象学、C.繁殖性、という内容でした。キーワードとしては、「エロス的なもの」、「愛」、「女性性」、「繁殖性」、「父性」というようなものがありました。

 

ディスカッションの時間は、今回の本文の内容の中にコンパッションと類似した単語が出てきたことから、別企画の『コンパッション都市』を読む読書会と関連した話が出ました。また、女性の参加者から本文中の女性性という表現についての違和感が挙がったり、「愛とは」「愛と恋の違いは」といった質問が挙がりました。愛や、恋についての参加者の考えが多く聞けました。

 

皆さんは、愛とは何だと思いますか? 今回初めて取り扱かわれたテーマだったので、とても興味深かったです。

 

次回、第27回(奇数回)は2月14日(火)10:30~12:00、ちくま新書『世界哲学史』より「2巻5章と7巻7章」部分を扱います。

第28回(偶数回)は、2月21日(火)10:30~12:00、エマニュエル・レヴィナス『全体性と無限』より「第Ⅳ部 顔の彼方へ D~G」を扱います。

 

 

参加希望や、この活動に興味のある方は、下記案内ページより詳細をご確認ください。

皆さまのご参加をお待ちしております。

 

執筆:吉成亜実(みらいつくり研究所 リサーチフェロー兼ライター)

 

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