タイトル『赤と青』
しまうまをみながら
のぼってゆく
人と音があふれる
起伏のある赤の大地
しまなみをみながら
くだってゆく
人も音もない
波のない青の海
そこに住み始めた意味は
あったりなかったり
そこに住まう者のために
意味はつくられる
赤でも青でも
子どもは色々
外から来た者と出会い
外の世界を知る
いつか見つける色は
赤でも青でもないかもしれない
ROTH BART BARONは言う
赤と青の手を繋いだら
どんな色だってつくれるはずだと
赤と青をつなぐ人となって
どんな色をつくれるだろうか