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第3回音楽講座『作詞してみよう』開催報告

第3回目の講座はアカペラグループINSPiのリーダー、杉田篤史先生を講師にお迎えしました。

INSPiは日立CMソング「この木なんの木」を歌っているグループです。

杉田先生は、2017年よりアカペラハーモニーをつくることでチームビルディングを学ぶ「ハモニケーション@ワークショップ」をスタートされ、2019年に株式会社hamo-laboを設立し愛媛大学羽鳥准教授と『ハモりが心理や集団にもたらす効果についてと社会合意形成の関連』についての共同研究をすすめています。2021年には障がい当事者の方と一緒につくった『轍(わだち)と足跡』という曲で『第46回わたぼうし音楽祭』に参加し入選8作品に選ばれました。

 

今回の講座では「この木なんの木」にオリジナルの歌詞を付け、新年の抱負を皆で共有しました。

杉田先生によるギターの生演奏や「轍と足跡」の生歌披露もありました。

 

それでは、講座の内容を簡単にご紹介します。

前半の部では、ウォーミングアップとして腹式呼吸の説明の後、参加者全員で『この木なんの木』を歌いました。その後に「この木なんの木」の部分を替え歌で「今年一年どんな年」の歌詞にかえて、参加者それぞれが1年の抱負を考えました。

 

【どんな言葉が詩になるのか】というところでは、【歌詞=感覚×5W1H】で考えると良いと教えてもらいました。

・感覚(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)で感じたこと

・5W1H(場所:where、物:what、時:when、人:who、何故:why、何処に:how)

 

【うたづくりで大事なこと】は以下の3つです。

・情景(感情が動く景色)

・オリジナリティ(独自性)

・伝える(共感)

 

参加者の皆さんが考えた歌詞に、杉田先生からアドバイスをもらうことで内容が具体的になり、素直な表現に変わるなど変化が見られたのが面白かったです。

 

後半の部では、杉田先生と一緒に「轍と足跡」を作詞した、障がい当事者である太田純平さんのインタビュー動画を視聴しました。太田さんは、詩とは「ぎゅっと気持ちを凝縮した言葉で、自分の気持ちに正直に自分を表現することだ。気取らずに自分自身の身近なことを書けばいい。」と話して下さいました。

参加者の皆さんは作詞をするのは初めてで、「難しそう」「自分にできるかな」と不安な方も多かったと思います。私も参加するまでは自分に作詞ができるのだろうかと不安でしたが、素直に気持ちを表現したり自分の身近なことに目を向けることで、自分自身を見つめ直すことができ、相手をもっと深く知ることもできるのではないかと思いました。

今回の講座をきっかけに少し作詞が身近なものとなり、皆でまた発表できる機会があれば嬉しく思います。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

西野

(第3回目音楽講座のアーカイブをYoutubeで限定公開しております。視聴をご希望の方はメンバーページから会員登録の上、ご覧下さい。アーカイブは『その他の講座内』にございます。)

 

【第4回音楽講座のご案内】

第4回音楽講座「音楽会場に行ってみよう」では、札幌コンサートホールKitaraの見学ツアーを予定しております。

普段は入れない施設の裏側を案内してもらいますので、お楽しみに♪

参加方法は「直接会場を見学」または「オンラインで見学」

のどちらかをお選びいただけます。ご参加、心よりお待ちしております。

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※直接会場を見学の方は先着10組20名までのお申し込みとなります。オンラインは人数制限はございません。→新型コロナウィルスの感染者が増加したため5組までに制限致しました

※コロナウイルス感染症の状況によっては開催が中止となる可能性がございます。ご了承下さい。

 

♪日時:2022年2月12日(土)10:30〜11:30

♪参加方法:直接見学またはオンライン見学

♪お申し込みフォームはこちら

https://forms.gle/gjtLdSf1HgGwstCG8