札幌の手稲山には雪が積もり始め、いよいよ冬本番を感じます。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回のオンライン*ハワイアンでは、ハワイの植物について学びました。
講座の内容をご紹介させていただきますね🌺
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私たちが思い浮かべるハワイの植物は、レイに使用されるプルメリアやハイビスカスが多いのではないでしょうか。
今回はハワイの街中でも目にすることが多いとされる花や植物を12種ご紹介をします。
まずは、プルメリアです。
ハワイを訪れる観光客にもよく知られている花の一つで、街路樹や庭の木としても人気があります。成長すると高さが10mにも達します。甘く柔らかい香りも特徴的で、石鹸やシャンプー、アロマオイルやキャンドルなどにもよく使用されています。レイやハワイアンジュエリーなどのモチーフで目にすることも多いですね。可憐な色合いのプルメリアの花言葉は「気品」「上品」「日だまり」「情熱」などです。
次は、ハイビスカスです。
ハイビスカスはハワイ州の州花でもあります。赤や黄色など、鮮やかな原色が特徴的です。ハワイでは「神様へ捧げる花」とも言われています。ハイビスカスは朝に開き、日没に閉じる一日花ですが、摘んだ花はしおれにくくきれいな形を保つので、素敵な髪飾りとして使用されることもあります。また、ハワイアンジュエリーなどのモチーフにもよく使われています。美容ドリンクとして使用される品種もあり、疲労回復や利尿作用に効果的と言われています。ハイビスカスの花言葉は、「上品な美しさ」「繊細な美」「信頼」などです。
オヒア・レフア
ポンポン状の赤い花が特徴的で、幹の部分が「オヒア」、赤い花の部分が「レフア」と呼ばれています。その総称で「オヒア・レフア」と呼ばれています。適応性に優れていて、標高300~2800mまで分布し、溶岩が流れたところに最初に生える植物としても知られています。
ハワイの神話に登場する、火山の女神ペレの化身と言われておりハワイの固有種でもあります。とても生命力が強い固有種として知られています。オヒアに花言葉はありませんが、ハワイでは、「オヒア・レフアの花を摘むと急に雨が降る(女神ペレの涙が降る)」という言い伝えが残っています。
シャワーツリー
ハワイの街路樹として多く植えられています。ホノルル市の樹としても認定されています。シャワーツリーは木によって白や黄色やピンク色、それぞれがグラデーションになった可愛らしい色合いが特徴で、ピンクシャワー、ゴールデンシャワー、レインボーシャワーなど様々な種類があります。たくさんの花が咲き、シャワーや雨のように花びらが舞います。シャワーツリーの花は、5月ごろに咲き始め7~8月に満開となるため、夏の花としても親しまれています。花言葉は「可憐」です。
アンスリウム
光沢のあるハート型が特徴的で、日本でも鉢植えや切り花でよく目にします。花は中心から突き出たノーズと呼ばれる軸のような部分です。花びらのように見える部分は苞(ほう)と呼ばれる葉の部分です。そこにあるだけで彩りを与えてくれる存在感が特徴です。ハワイでは「Heart of Hawaii」とも呼ばれていて、 バレンタインデーなどの特別な日に、ブーケにして贈ることも多い花として知られています。花言葉は「情熱」です。
ブーゲンビリア
赤、白、ピンク、紫、橙、黄とカラフルな色合いで知られるブーゲンビリアは街路樹や個人の庭に広く分布しています。トゲがあるので、防犯用としても用いられることもあるようです。
ブーゲンビレアの花は、真ん中にある小さな白い部分のことで、花びらのようなカラフルなものは葉の部分です。葉はペーパーフラワーと呼ばれる紙のような質感です。一重咲きのものや八重先のもの、中央の花がないもの、葉っぱに黄白色の斑が入るものなど、種類のバリエーションが多いのも特徴的です。花言葉は「情熱」や「あなたは魅力に満ちている」などがあります。
レッド・ジンジャー
印象的な形と赤色が目を引くレッド・ジンジャーは、ハワイの庭園や、フラワーアレンジメントなどでよく見かけるほか、ハワイアンキルトのモチーフとしても人気があります。赤い稲穂状の花の様に見える部分は苞(ほう)という葉の部分で、苞の間に小さな白い花が咲きます。レッド・ジンジャーの原産地は、ニューカレドニア、ソロモン諸島などの西太平洋エリアで、ハワイには園芸目的で持ち込まれたと言われています。レッド・ジンジャーのほか、ピンク色のピンク・ジンジャーや、白色のホワイト・ジンジャーなどもあり、ホワイト・ジンジャーは香りが甘く人気があります。
モンステラ
観葉植物として人気があります。大きな葉は成長とともに深い切れ込みや穴が空いていくという特徴があります。手間がかからず、育てやすいのも魅力で一年中室内で育てられます。茎と葉から出る白い液体は皮膚をかぶれさすことがありますが、花の後につく実の熟した果実は生で食べられます。パイナップルとバナナを混ぜたような味と言われています。
ハワイアンキルトのほか、アロハシャツやバッグなどの小物のデザインにも用いられることも多いです。「うれしい便り」「壮大な計画」などの花言葉があります。
タロ
古代からハワイでもっとも重要な植物のひとつとされている「タロ」。
ハワイにはこのような神話があります。
創造の神ワケアと実の娘との間に子どもが出来ましたが、生まれてすぐに亡くなってしまいました。しかし、そのお墓の上にタロが生え、その後人の先祖となる次男ハロアが生まれました。そのため、ハワイでは人はタロと兄弟関係にあると信じられ、タロは大切に扱われています。
タロはハワイの人々の主食のひとつとして長年にわたって親しまれています。
タロ芋をすりつぶしたハワイの伝統食「ポイ」などもありますね。
ククイ
ハワイ州の「州の木」に指定されているククイは、古代ポリネシア人がタヒチから運んできました。ハワイの人々の生活に深い関わりを持ち、ククイの実に含まれる内部の白い油分は仁(じん)と呼ばれ、重宝されました。また、ククイの若い実を搾った油は、切り傷ややけどの手当などにも活用されてきました。信仰の世界でも重要な役割を果たし、神々への祈りを込めた刺青の染料にも使用され魔除けとして用いられました。実の果肉の中にあるククイナッツは、磨くと黒い光沢を出してレイなどとしても使用されていることも有名ですね。
マカダミアナッツ
ハワイの人気おみやげアイテムのひとつとしても親しまれているマカダミアナッツは、1880年代にオーストラリアからハワイ州に持ち込まれました。その後、ハワイ州内で改良が重ねられ、原産地はオーストラリアなのですが、ハワイのマカダミアは独自のナッツと言えるまでに改良されています。ハワイでは、マカデミアチョコレートやローストマカデミアナッツのほか、マカダミアナッツオイルなどの加工品も数多く販売されています。お土産として頂く機会も多いですね。
パパイヤ
トロピカルフルーツとして人気のあるパパイヤは、家庭で栽培できる果実として都市部でも多くの民家の庭に植えられていることもあり、ハワイではスーパーマーケットなどでも気軽に購入できるフルーツとして親しまれています。甘く人気のあるパパイアの美味しい見分け方は、皮に青い部分が残っていないこととお尻の部分が軟らかくなっているパパイヤを選ぶことです。旬の時期は5月~9月となっています。
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ハワイを特集にしたTVや雑誌でよく目にする植物は、どれも元気を与えてくれます。
今回色とりどりの花を紹介しながら、外出できないご時世でも気持ちが晴れやかになりました。
日本でも手に入る植物もあるようなので、興味がありましたらお花屋さんを覗いてみて下さいね。
次回の「オンラインハワイアン」は、12月3日(金)13:30~14:30です。
いつでもご参加お待ちしています🌺
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🌺稲生会 宮田🌺