2021年度みらいつくり哲学学校では、アーレント『人間の条件』を読み進めています。
本文中には、マルクスの引用が目立ちます。
ある人に言わせれば、アーレントは『人間の条件』でマルクスを批判しようとしたとのことです。
「土畠がいない週をお休みにするのもね」
「少しでも『資本論』をかじれたら」
そんな話し合いから、NHKで放送されている「100分de名著」のテキスト版を使用して、簡単なマルクスの勉強会を実施しました。
詳細は以下のリンクをご覧ください。
→「270分de読む、100分de名著」_哲学学校自由研究活動_ 告知
「マルクスを少しかじってみたら、やめられなくなった」というのが、本企画の開始動機なのかもしれません。
「あの頃、お兄さんたちが小脇に抱えていたマルクスを読んでみたい」
「色々な本を読むたびに、その背後にマルクスがいることを感じる」
そんな想いで「『資本論』を読もう(仮題)」、スタートです!
最近、哲学学校や読書会にラジオ参加をしている方とお話をする機会がありました。
「なんでラジオ参加しているんですか?」と私が聞くと、
「楽しいんですよね」と答えてくれました。
その方は「楽しいというよりは、…興味深い、というんでしょうか」とも話していました。
資本論について聞いてみると、
「資本論は、他人事じゃないですよね」
「なんでも商売になっていきます」
「お金持ちが得をして、お金がないと損をする、そんな世の中の仕組みがあるように思います」
そんなお話をしてくれました。
もちろん難解な本だと思います。
どれだけ理解できるかはわかりません。
でも、「他人事じゃない」マルクスを、私たちも読んでみませんか。
本企画では、マルクス=エンゲルス全集版『資本論』,大月書店,第1分冊〜第3分冊を読みます。
2週間に一度、金曜日の16時〜に定期開催します。
予定の詳細については、memberページのカレンダーをご覧ください。
みなさん、ぜひご参加ください。
ラジオ参加もちろんですし、録画視聴も大歓迎です。
Googleドライブ上で交流する参加方法も模索中です。
参考図書があったら教えてください。
*memberページにて、録画データを公開中です!