第31回みらいつくり読書会を開催しました。
【日時】
2021年7月27日(月)16:00〜17:00
【課題図書】
ヘミングウェイ『老人と海』
【参加者】
12名(うちラジオ参加6名)
【板書記録】
課題作品は『老人と海』、感想を交流すると、好き嫌いがはっきり分かれる結果となりました。
でも「男性が好きで女性が嫌い」というわけでは無いようです。
アメリカ文学らしく客観描写を貫きながら、老人サンチャゴが命をかけて漁を行う様子が描かれます。
「漁」というよりも「命のやり取り」と言って良いかもしれません。
『北の国から』と比較しながら、もし配役をするならどの俳優を…と考えながら、みらいつくり読書会らしく議論を行いました。
老人サンチャゴがマグロと戦った帰ってくるときの描写を読んでいて、私は鳥肌が立ちました。
同じ夏でも、サンチャゴのいる夏の海は、日差しが強くて、カラッとしているのかな…そんなことを想像しながら読みました。
「真夏に読みたい小説ランキング」があるなら、暫定1位としたいと思います。
みなさんも、小舟で一人カジキマグロ漁に行く機会があったなら、「塩とライム」は忘れず持って行ってくださいね。
『老人と海』が「海の男の物語」なのだとしたら、次回は「山の男の物語」を読んでみたい。
ということで、第32回みらいつくり読書会の課題作品はフォークナー『熊』となりました。
8月16日(月)16:00〜17:00に開催します。
これまで読書会に参加したことのある方も、そうでない方も、ぜひご参加ください。
【事務局】
みらいつくり研究所 松井
(matsui-ka@kjnet.onmicrosoft.com)
*ラジオ参加も大歓迎!
「ちょっと議論には加われない」「その時間は作業しているから」
そんなみなさんにおすすめの「ラジオ参加」。
zoomのカメラをオフにして、ラジオみたいに聞き流す。
そんな「学び」があっていい。そんな「参加」があっていい。
興味のある方はぜひ事務局にお問い合わせください。