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第18回みらいつくり映画同好会 開催報告

12月22日(火)に第18回みらいつくり映画同好会を開催しました。

課題作品は『シザーハンズ』、

参加者は7名(内ラジオ参加2名)でした。

以下のような感想の交流がありました。
・30年前でもティム・バートンはティムバートンだと思いました。
・パステルカラーの家が並んでいる、お父さんたちは同じ時間に決まって出社する、女の人たちは噂話。そんな一様になってしまった世界を批判しているのかなと思いました。主人公の手がはさみであるのは、障害のメタファーなのかもしれません。でもその先のメッセージは読み取れませんでした。
・人造人間は一緒に歳をとることができません。私たちは大切な人と離れ離れになっても「あの人は元気で過ごしているかな」と考えることができます。でも自分だけが歳をとっていくのは別な感覚だろうと思いました。
・今までは観たことがない種類の映画でした。人が刺されるところは怖かったです。お父さんに聞いて、切ない映画だったということがわかりました。エドワードをつくった博士が亡くなるシーンが印象的です。初めて自分の手で傷つけてしまった時、エドワードは怖かっただろうなと思いました。
・私はやはりティムバートンが苦手なんだと確信しました。早送りして観ました。好きだと言っていた人がいなくて少し安心しました。
・「傷」がテーマなのかなと思いました。だから化粧で隠そうとする。多くの人に二面性がありますが、エドワードにはありません。特に愛情に関しては怖いくらい純粋でした。傷を隠す、隠さない、そんなことが描かれているような気がしました。
・警官は黒人でした。同じように阻害されてきた存在だから、エドワードを逃したのかもしれません。エドワードは白人でも黒人でもなく、異質なものとして描かれていました。
・庭でのバーベキュー、ウォーターベッド、上昇志向など、いわゆるアメリカ的な価値観を批判しているのだと思いました。

*「ラジオ参加」も大歓迎です!
「ちょっと議論には加われないな…」「その時間は作業しているから…」
そんな方におすすめの「ラジオ参加」。
zoomのカメラをオフにして、ラジオみたいに聞き流す。
そんな「学び」があっていい。そんな「参加」があっていい。
興味のある方はぜひ事務局にお問い合わせください。