Works

しさくの詩集10月号(第3回しさくの広場)作品No.004

ちゃきちゃき動き

もの忘れが激しい

おじいちゃん

ゆっくり動き

記憶ははっきり

おばあちゃん

わたしの自慢の

おじいちゃん

おばあちゃん

 


week2「交流週

・おじいちゃんとおばあちゃん、それぞれの意識と身体についてが比較されています。一見バラバラに聞こえますが、おじいちゃんとおばあちゃんが長い間ともにいたのだとしたら、その二人のリズムは「いい感じ」なんだろうなと思いました。作品全体のリズムの良さからそんなことも想像しました。「ズレているけれどいい感じのリズム」、そんな夫婦になりたいなと思いました。
・おじいちゃんとおばあちゃんの「精神」と「身体」の動きが交差しているのがよい感じです。
そんな二人の感じが、「わたしの自慢」なんでしょうね。
・似てないもの夫婦なんですねー。違うからこそ、お互いをうまく支え合えるのかもしれませんね。作者さんは、そんな2人のやりとりを見ているのが好きなんだろうな〜と思いました。

week3「推敲週」

私の大好きなおじいちゃん、おばあちゃんの雰囲気が、読んでくださった方に伝わりうれしいです。これからも観察を続けようと思います。