Works

しさくの詩集7月号(第2回しさくの広場)作品No.007

美の履歴書

   2020.7.24

2000年
実習中
先生「Aさんは全然喋らないから、そっと側にいてくれるだけでいいよ」
Aさん「あんた…大根みたいに白くて綺麗だね」

2010年
夫「山田優の脚みたいだね!」

2020年
認知症のおばあちゃん
「…本当にかわいい。いいわーいいわー」なでなで。

そう、私のこの腕は、白く愛すべき太さ

 


week2

色んな「美」があって、それが「履歴書」として書き加えられていく。2030年はどんな「美」が加わるのでしょうか。

―――

「大根みたいに白くて綺麗」を、思わず想像してしまいました。

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この作品の主題はなんだろうと考えました。時間が変化しています。腕の捉え方が変化しています。腕そのものも太くなるなど変化しています。主題は「変化」かなと思いました。

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思わず笑ってしまいました。

このチャームポイントに私ならどうコメントするだろうか。

やはり三者と同じように褒めてるのか褒めてないのかわからないような言葉になってしまうのだろうか。


week3