今日のお昼は
ひんやりずるずる
じゃきじゃきツーン
音とにおいと味が
身体に入ってくる
入り口はそれぞれ違うけど
合流地点はたぶん脳
勢いよくぶつかって
頭の先から空に飛び出る
ひゅーっとのろしが立ち上り
網戸をすり抜け山の方に消えていく
これが私の冷やし中華
week2
色んな擬音語によって、「感覚」が脳に突き抜けていく感じがよく伝わってきます
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暑い日に食べる冷やし中華は、最高です。おいしそうにすすっている光景が目に浮かぶようです。
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夏の匂いや景色がいっぺんに広がり
一瞬にして夏の気分になりました。
暑さと冷たさ。
北海道の短い夏を思いっきり楽しみたくなる詩ですね。
week3
私は冷やし中華が好きです。
私は冷やし中華のどこが好きなのかなと考えました。
冷たい麺かな? たくさんのった具かな? 甘辛いタレかな? 見た目かな?
どれが欠けても嫌な感じがしました。
「五感」という言葉があるように、私たちは耳で聴き、鼻で匂いをかぎ、目で見て、舌で味わい、手で触ります。
それが私の中で混ざり合って、私の「冷やし中華」ができあがっているように思いました。
冷やし中華のどれか一部を切り捨てることはできません。
そのうち「どこまでが冷やし中華なのだろう」と考えていました。
冷やし中華がのった器もその一部です。
だとしたら、私も冷やし中華の一部? だとしたらこの家も? だとしたらこの窓から見える山も?
そんな想像をしてプププと思いながら、一人で冷やし中華を食べました。
たくさんのコメントをありがとうございました。