Works

みらいつくり映画同好会とナラティブセッションを共同開催しました。

 6月25日(木)に、みらいつくり映画同好会とナラティブセッションを共同開催しました。課題作品は『四月の永い夢』でした。

 以下のような意見が交流されました。
・主人公は自分の思いを手紙にすることで、大切な人の死を過去として思うことができたのではないかと考えました。
・長いなーと思いながら観ました。否が応でも日常が続けられるということかと思いました。日常は淡々と過ごす日々だと思いました。
・久しぶりに映画を見ました。映画って面白いなと思いました。見ていて見事だと思ったのは、最初桜のシーンから始まって、一歩だけ前に進んだ時には、最後は緑のバックにセミの声がくる。ずっと彼女は四月の春の中にいたんだけどそこから一歩進んで夏になったと表現しているのかなと思いました。その表現の仕方が見事だと思いました。
・人生は失うことというセリフが印象的でした。音楽を聴くけど音楽を止める時、「自分は楽しんじゃいけないんだ」そんな気持ちなんだと思いました。
・同じ人の死についてでも、別れていたかどうかが、なぜ大事になるんだろうと考えました。夫が亡くなったことと、元夫が亡くなったことには違いがあるんだなと思いました。
・主人公の正面のカットが時々ありました。それは亡くなった人の目線だと思いました。その目線の使い方、また変化が面白いと思いました。
・死を通して、一変するわけでもなく、全く変わらないのでもなく、緩やかに日常が変化していくことを表現しているんだと思いました。

 次回のみらいつくり映画同好会は、7月2日(木)10:00〜11:00、課題作品は『ブタがいた教室』です。興味のある方は事務局までご連絡ください。

事務局:みらいつくり研究所 松井 
Eメール:matsui-ka@kjnet.onmicrosoft.com