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2025年3月14日(金) 10:30~12:00、2024年度第15回となる「みらいつくり哲学学校オンライン」を開催しました。
奇数回は今年度も変わらず、ちくま新書『世界哲学史』を「折りたたみ」で読んでいきます。
第15回は、『世界哲学史』の4巻4章「アラビア哲学とイスラーム」についてです。章の内容は、1. イスラーム地域への哲学の伝播、2.アヴィセンナによる哲学統合プロジェクト、3. 宗教と哲学の対立、4. その後の展開、という章立てでした。
ディスカッションの時間は、イスラムの歴史を知らないという話から始まりました。イスラムを知るためにコーランを読んだ人や、「カリフ」というボードゲームでみんなで遊びながら学ぼうとという話をしていました。
歴史はどうしても苦手意識が強いのですが、哲学を学ぶにはそうしたものを知っている方が理解度が上がるのだと思いました。
次回、第16回(偶数回)は、3月28日(金)10:30~12:00、ジュディス・バトラー『ジェンダートラブル』 「第2章 禁止、精神分析、異性愛のマトリクスの生産」の第2節を扱います。
第17回(奇数回)は、4月11日(金)10:30~12:00、ちくま新書『世界哲学史』より「5巻8章」部分を扱います。
参加希望や、この活動に興味のある方は、下記案内ページより詳細をご確認ください。
皆さまのご参加をお待ちしております。
執筆:吉成亜実(みらいつくり研究所 リサーチフェロー兼ライター)
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