前回の報告はこちら
ー ー ー ー
2025年2月28日(金) 10:30~12:00、第14回となる「みらいつくり哲学学校オンライン」を開催しました。
偶数回は、ジュディス・バトラー『ジェンダートラブル』 になります。
今回取り扱ったのは『ジェンダートラブル』の「第2章禁止、精神分析、異性愛のマトリクスの生産、第1節 構造主義の危うい転換」についてです。
今年度の課題図書は本文がそこまで長くないため、回によってはいくつかの節をまとめて扱う予定です。
ディスカッションの時間は、バトラーは構造主義をどう捉えているのかという話から始まりました。また、翻訳の仕方により言葉の捉え方が変わることから、本文の単語をどう解釈するのがいいのかという話もしました。
バトラーは、この本で多くの疑問を提示しています。その答えはまだあまり見れていませんが、これから分かるのでしょうか。
次回、第15回は(奇数回)は、3月14日(金)10:30~12:00、ちくま新書『世界哲学史』より「4巻4章」部分を扱います。
第16回(偶数回)は、3月28日(金)10:30~12:00、ジュディス・バトラー『ジェンダー・トラブル 』より「第2章 禁止、精神分析、異性愛のマトリクスの生産」の第2節を扱います。
参加希望や、この活動に興味のある方は、下記案内ページより詳細をご確認ください。
皆さまのご参加をお待ちしております。
執筆:吉成亜実(みらいつくり研究所 リサーチフェロー兼ライター)