前回の報告はこちら
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2024年12月27日(金) 10:30~12:00、第10回となる「みらいつくり哲学学校オンライン」を開催しました。
偶数回は、ジュディス・バトラー『ジェンダートラブル』 になります。
今回取り扱ったのは『ジェンダートラブル』の「第1章<セックス/ジェンダー/欲望>の主体、第5節 アイデンティティ、セックス、実体の形而上学」についてです。
今年度の課題図書は本文がそこまで長くないため、回によってはいくつかの節をまとめて扱う予定です。
ディスカッションの時間は、アンケートでの性別の答え方からはじまり、本文にあった「男が主体という意識」を参加者は持っているかという質問が出たりしました。また、社会の中での男性を主体と仕組みとした仕組みについて(トイレの水「大小」やワイシャツのクリーニングなど)の話にもなりました。
同じ本をを多人数で読んでいると様々な解釈や分析ができて楽しいです。
次回、第11回は(奇数回)は、2025年1月10日(金)10:30~12:00、ちくま新書『世界哲学史』より「4巻3章」部分を扱います。
第12回(偶数回)は、1月24日(金)10:30~12:00、ジュディス・バトラー『ジェンダー・トラブル 』より「第1章 <セックス/ジェンダー/欲望>の主体」の第6節を扱います。
参加希望や、この活動に興味のある方は、下記案内ページより詳細をご確認ください。
皆さまのご参加をお待ちしております。
執筆:吉成亜実(みらいつくり研究所 リサーチフェロー兼ライター)