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2024年3月13日(火) 10:30~12:00、2023年度第25回となる「みらいつくり哲学学校オンライン」を開催しました。
奇数回は、ちくま新書『世界哲学史』を「折りたたみ」で読んでいきます。
第25回は、『世界哲学史』の6巻4章についてです。前回から1回1章ペースでの実施になっています。
テーマは、「6巻4章 啓蒙から革命へ」でした。
6巻4章 啓蒙から革命へは、1. はじめに―――「世界哲学史のなかの啓蒙と革命」、2. モンテスキューの専制批判、3. 新たな政治的正当性の模索、4. 革命と政治的自律の実現の困難、5. おわりに、という章立てでした。
ディスカッションの時間は、「今回は哲学というより政治の話がメインだった」という話がでたことや本文にフランス革命が登場したことから、歴史や政治についての内容が初めに話されました。またそこから、組織の持続可能性や働き方のスタンスなどの話題に広がっていきました。
今年度は今回で終わりです。来年度からは、開催曜日を変えて金曜日の10:30~12:00になります。
奇数回の課題図書は変わらず、ちくま新書『世界哲学史』を折りたたみで読んでいきます。
偶数回は『差異と反復』の残りが終わり次第、青土社『ジェンダー・トラブル』ジュディス・バトラー著、竹村和子訳を読んでいく予定(8月以降の予定)です。
次回、第26回(偶数回)は、4月12日(金)10:30~12:00、ドゥルーズ『差異と反復』より「第5章 感覚されうるものの非対称的総合」の第1節から第16節までを扱います。
第27回(奇数回)は、4月26日(金)10:30~12:00、ちくま新書『世界哲学史』より「3巻9章」部分を扱います。
参加希望や、この活動に興味のある方は、下記案内ページより詳細をご確認ください。
皆さまのご参加をお待ちしております。
執筆:吉成亜実(みらいつくり研究所 リサーチフェロー兼ライター)
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