虹を見たかい
あの虹の向こうに
一体何があるんだろう
あの虹の向こうに
違う世界があるような
あの虹に手が届いたら
あの虹を登ってみたい
雲から覗いた少しの太陽
光が当たっているのは
美しい虹の橋
自然が作り出す芸術
いつか仲間と協力し合って
一緒にあの虹をつかむんだ。
君がいた春
春に思う君のこと
桜の花が散るように
あなたの命は途絶えた
次の春が来たら
君に逢えたらと
何度繰り返しても
叶わないまま
今は年老いた僕
そばで座る一匹の猫。
(長野充宏)