しさくの広場2024 春 作品No.3_川嶋ゆーじ 表現 みまもりたい 私は日々、通学路に立ち 子どもたちの安全を見守っている ほんと、いろんな子がいるもので こちらまで元気を貰え 楽しみで仕方がない そんなある日の事 一人の女の子が私に話しかけてきた 「わぁ、ふわふわしてる」 そう言うと女の子は、私を両手に抱きしめ そして力の限り吹いた 頑張れ、頑張れ 母さんはいつでも見守っているから 母さんの知らない世界をたくさん見ておいで こうして私の子どもたちも春風に乗り 遠い空へと旅立って行きました (川嶋ゆーじ) 2023年度 作品 しさくの広場 詩作と思索