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23/8/1
2023年8月1日(火) 10:30~12:00、第12回となる「みらいつくり哲学学校オンライン」を開催しました。
偶数回は、河出文庫 ジル・ドゥルーズ『差異と反復』になります。
第12回は、『差異と反復』の第2章 第16節~24節の最後までについてです。
今回の範囲は、「第2章 それ自身へ向かう反復」の16. 反復と無意識-『快感原則の彼岸』 ~ 24. 死の本能と永遠回帰における反復、でした。今回の課題図書は節で分かれていないため、本文太字部分に数字を当てはめて節としています。
ディスカッションの時間は、「本文に出てきた潜在的対象は神話なのか?」と疑問に思ったところから、進撃の巨人は神話であるという話を思い浮かべたという話から始まりました。また、「例え話が分かりにくい。なぜ「母と子」などに例えられることが多いのか?」というところから、精神分析に関連した話題に広がっていきました。
今回は声出し可能な参加者は多くありませんでしたが、その分それぞれの話をたくさん聞くことができた気がします。
次回、第13回(奇数回)は、8月22日(火)10:30~12:00、ちくま新書『世界哲学史』より「3巻3章と6巻9章」部分を扱います。
第14回(偶数回)は、9月5日(火)10:30~12:00、ジル・ドゥルーズ『差異と反復』より「第2章 それ自身へ向かう反復」の第25~第2章の最後までを扱います。
参加希望や、この活動に興味のある方は、下記案内ページより詳細をご確認ください。
皆さまのご参加をお待ちしております。
執筆:吉成亜実(みらいつくり研究所 リサーチフェロー兼ライター)
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