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作品No.001_しさくの広場2021春

それでいい

100にんいれば100通りの道

凸も凹もあっていい

凸凹をあわせれば平道
登ったり下ったりするのもいい

とつぜんのおとしあなだって
わらって出てくればいい
落ちないように慎重に歩くことだってできる

100にんがそれを出来なくてもいい
出来てたひとが出来なくなる時があってもいい
出来なかったひとが出来るようになることだってやってくる

それでいいんだよって
それもいいねって

100にんいれば100通り
かけあわせたら10000通り

色々あってあたりまえ
いろいろあるってありがたい

だからそれでいいんだね

(作.Michi)

 


week2交流週

・どうして「100人」ではなく「100にん」なのか気になりました。「凸と凹」は「でことぼこ」と読みましたが、「とつとおう」なんでしょうか。「平道」という表現、初めて見ましたがなんて読むんでしょう?「平道」だけど「登ったり下ったり」できるというのはなんだかおもしろいなと思いました。「とつぜんのおとしあな」「わらって」もひらがなですね。漢字にしない意図が気になります。「出来てたひとが出来なくなる時があってもいい」の次の「出来なかったひとが出来るようになることだってやってくる」が少し長く感じました。「出来なかったひとが出来るようになる時があってもいい」でもよいのかもと思いました。「それでいいんだよって」「それもいいねって」というところ、色んな声かけをする人たちの「思いやり」を感じました。
・「それもいいね」って言葉が好きです。自分も相手も大切に思う感じがします。うまくやれたらよかったけど、うまくいかなかった。でも、それもいいね。と自分に言ってあげたいです。
・いろいろな人がいていろいろな考えがあることは、楽しいことだなぁと思わされます。それもいいねって言えるといいなと思います。

week3推敲週

漢字にしなかったのは何となく感覚的にそう湧いてきました。おそらくは漢字から伝わる意味やイメージ抜きにひとりひとりの人間味を表したかったのだと思います。
人間的なでこぼこを道で表しています。
力を合わせてでこぼこが平らになったり、
でこぼこに衝突して登り下りしたりしている。
人のこうした部分に左右されそうな自分が、こうでありたいと思っている時に書きました。

MiChi