「いっしょにね!文化祭に参加して」
報告: 理学療法士 金野健人
新型コロナウイルスの影響により実施が危ぶまれていた第7回いっしょにね!文化祭ですが、10月3日に無事終了しました!
いっしょにね!文化祭とは三角山放送局さんと北翔大学さんが主催となり、障がいのある人もない人も「いっしょに」楽しむ発表会で、
ダンスやバンド演奏などのステージ発表と絵画や工芸品などの作品展示を行なっていました。稲生会では2017年から参加し、
昨年は米津玄師のパプリカに合わせたダンスを披露しました。
今年度は新型コロナウイルスの影響で開催自体が危ぶまれ、6月の出演者ミーティングでは透明なシートを設営し出演者が演奏を披露。
Zoomを活用したオンラインミーティングを重ね、規模を縮小し感染対策を行なっての開催が決定しました。
稲生会では、このような状況でどのように皆さんといっしょに参加できるのか話し合い、みらいつくり大学の
オンラインハワイアン企画とコラボレーションし、会場とZoomを繋ぎ100人でフラダンスや楽器の演奏をしよう!
ということになり、「100人deオンラインハワイアン」というタイトルでフライヤー作成や利用者の方々への告知を行いました。
当日参加者が集まらなかったらどうしよう…当日の発表で会場とのZoom接続がうまくいかなかったらどうしよう…
という不安もありましたが、稲生会利用者の方々や他事業所の方々、稲生会職員皆さんのお力により徐々に参加者も増え、
最終的に100人を超える方々から参加申し込みをいただくことができました。
当日は朝から合同パフォーマンスのリハーサルを行い、出演者の方々の心に響く演奏に感動をしながら自分達の発表を待っていました。
控室では、いっしょに出演いただくチェアーフラサークル「 アーネラ」さんと初めての顔合わせがあり、レイをアレンジしていただいたり
談笑したりと初めてお会いするとは思えないような一体感、ファミリー感で出演を待っていました。
稲生会事務所では、Zoom担当班がZoomを準備し順調にオンライン参加の方々が集まってきていました。
Zoomが接続しなかったらどうしよう…という不安でドキドキしながら1曲目のハマミズキを踊っているアーネラさんを舞台袖から応援。
2曲目アーネラの武部さんから稲生会宮田さんへの声かけと同時にZoomの映像に繋がり
参加者の皆さんの笑顔をみた瞬間の感動と安心感は忘れられません。
演技中にアーネラさんや稲生会のスタッフと自然にアイコンタクトをしながら
心地良い時間もあっとういう間に終わってしまい、少し物足りないくらいでした。
振り返ってみると様々反省点などありましたが、今年度のいっしょにね!文化祭は会場に集まることができなくても
まさに「いっしょに!」素敵な舞台を作ることができました。次につながる貴重な経験となりました。
ご参加いただいた皆様本当にありがとうございました!
今回のいっしょにね!文化祭の模様はYoutube上にもアーカイブ動画が残っているので、ご覧になってください。
第7回 いっしょにね!文化祭【アーカイブ】→ https://youtu.be/g9jpEH3S-0c
オンライン*ハワイアンは引き続き予定されているので、ぜひご参加お待ちしています。