2025.7.8
少し前になりますが,手稲区の社会福祉協議会の方が稲生会を訪ねてくださいました.
対応をした高波さんが私にも声をかけてくださったので,私も名刺を交換させていただきました.
(といっても,私はちょうど自分の名刺を切らしてしまっていて,「交換」はできませんでした.)
私たちが今年度企画している「手稲まちごと公民館構想」についてお伝えをしました.
(「手稲まちごと公民館構想」についてこちらをご覧ください.
その際に教えてくださったのが「福祉のまち推進センター」の存在でした.
「私たちが必要だと思っている機能は,『公民館』というのかもしれない」
そう考え始めた頃から,車を運転していると地域づくりの拠点となるような建物があると目がいくようになりました.
その一つが,「鉄北コミュニティプラザ」でした.
「福祉のまち推進センター」は,その建物の中にあるとのこと.
わからないことも多いまま,見学に行ってきました.
到着して,窓口のようなところで声をかけました.
窓口にいた方とは別の方がご予定してくださったようで,呼んでくるのでとりあえず上がってくださいと声をかけてくださいました.
事務机と椅子がある部屋に入らせていただきました.
部屋の中には,5名の方がいらっしゃいました.
みなさん,手稲鉄北地区福祉のまち推進センターの運営委員会の方々でした.
(今回は名刺を補充していったので,交換することができました.)
社会福祉協議会の立場について.
町内会との関係について.
まちづくりセンターとの連携について.
そして福祉のまち推進センターの役割について.
「私たちの主な活動は,65歳以上の見守り活動です.」
何も知らない私に,みなさんが丁寧に教えてくださいました.
「鉄北コミュニティプラザ」は,鉄北地区の連合町内会の建物であることも教えてくださいました.
その中に,社会福祉協議会とつながっている「福祉のまち推進センター」がある.
そして隣の部屋には,手稲鉄北まちづくりセンターが入っていることも教えてくれました.
社会福祉協議会・町内会・まちづくりセンター,それぞれの立ち位置や役割がわかってきたような気がします.
福祉のまち推進センターの方々がおっしゃるように,それぞれに主な活動と対象は決まっているものの,その線引きは他の組織と重なっているようでした.
お話の途中で出てきた「地域包括センター」も含めて,さまざまな組織の重なりによる地域づくりはうまくいっているような気もしてきました.
私たちが新しい取組をする必要はないのかな?と思いつつ,お礼を伝えました.
たくさん教えていただいて,私の頭の中にいくつかの組織が重なりながら描けるようになってきました.
でも,まだ,それら組織のあり方と,私たちの問題意識とをうまくつなげて考えることができません.
すっきりしたような,もやもやするような.
もやもやの正体がわからなくてもやもやします.
「福祉のまち推進センター」の事務所を出て,
一応まちづくりセンターにもご挨拶を,と思ったら,
所長として席にいらっしゃったのは,以前にみらいつくり大学の取組でお話をさせていただいたことのある方でした.
「以前に…」とご挨拶すると,所長さんは私たちのことを覚えていてくださって,少しお話をさせていただくことができました.
私たちの取組についてヒントをいただきたい旨を伝えると,改めて予定を確認してくださいました.
7月30日,改めて鉄北コミュニティプラザに伺って,次は「まちづくりセンター」でお話をさせていただくことになりました.
もやもやは続きます.
2025.7.8
みらいつくり研究所
まついかい