前回の報告はこちら
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2024年1月24日(金) 10:30~12:00、第12回となる「みらいつくり哲学学校オンライン」を開催しました。
偶数回は、ジュディス・バトラー『ジェンダートラブル』 になります。
今回取り扱ったのは『ジェンダートラブル』の「第1章<セックス/ジェンダー/欲望>の主体、第6節 言語、権力、置換戦略」についてです。
今年度の課題図書は本文がそこまで長くないため、回によってはいくつかの節をまとめて扱う予定です。
ディスカッションの時間は、以前の課題図書『差異と反復』とつながっていたという話からはじまりました。また、本文に登場したドゥンススコトゥスとウィリアムオッカムの思想のうち、バトラーはどちらに当てはまるのだろうという話にもなりました。
本書を通してバトラーが何をしようとしているか、わかってきたような分からないような、そんな感じですね。
次回、第13回は(奇数回)は、2月14日(金)10:30~12:00、ちくま新書『世界哲学史』より「5巻9章」部分を扱います。
第14回(偶数回)は、2月28日(金)10:30~12:00、ジュディス・バトラー『ジェンダー・トラブル 』より「第2章 禁止、精神分析、異性愛のマトリクスの生産」の第1節を扱います。
参加希望や、この活動に興味のある方は、下記案内ページより詳細をご確認ください。
皆さまのご参加をお待ちしております。
執筆:吉成亜実(みらいつくり研究所 リサーチフェロー兼ライター)