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第32回 みらいつくり哲学学校 『差異と反復』「結論 差異と反復 第13節から最後まで」開催報告

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24/7/26

 

2024年7月28日(金) 10:30~12:00、第32回となる「みらいつくり哲学学校オンライン」を開催しました。

 

偶数回は、河出文庫 ジル・ドゥルーズ『差異と反復』になります。第32回は、『差異と反復』の「結論 差異と反復」の第13節から最後までについてです。

 

今回の範囲は、「結論 差異と反復」の13. 反復、同一的なものと否定的なもの ~ 21. 存在の類比と表象=再現前化、存在の一義性と反復、でした。今回の課題図書は節で分かれていないため、本文太字部分に数字を当てはめて節としています。

 

ディスカッションの時間は、最終回だったためドゥルーズとの別れを惜しむ声が一部からあがるところから始まりました。本文の内容については、反復の2つの分類に関連した内容を、二風谷と白老にあるチセ(アイヌの建築)のバリアフリーの話に例えて話されていました。また、建築と反復の関係についても語られていました。

 

23年度の哲学学校は今回が最終回でした。中途半端ですが、8月からは24年度が始まります。課題図書は、ジュディス・バトラー『ジェンダー・トラブル 新装版』になります。

 

次回、24年度第1回は(奇数回)は、8月9日(金)10:30~12:00、ちくま新書『世界哲学史』より「6巻2章」部分を扱います。

 

第2回(偶数回)は、8月23日(金)10:30~12:00、ジュディス・バトラー『ジェンダー・トラブル 新装版』より「序章」を扱います。

 

参加希望や、この活動に興味のある方は、下記案内ページより詳細をご確認ください。

 

皆さまのご参加をお待ちしております。

 

執筆:吉成亜実(みらいつくり研究所 リサーチフェロー兼ライター)

 

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