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おでかけプロじぇクト(仮)_vol.3


【報告】
前回、2019年に検討していたお出かけの行き先がなくなってしまったことを書きました。
おでかけプロじぇクト(仮)_vol.2

行先の検討が必要になった本プロジェクトの実行委員会を6月1日(土)、札幌市図書情報館で行いました。
札幌市図書情報館は、札幌市市民交流プラザにあります。
市民交流プラザは、札幌市文化芸術劇場hitaru(ヒタル)が入っていたり、常に様々な企画の展示や販売が行われていたりします。

ミーティングルームを使用するためには、予約をする必要があります。
予約は、使用する日の一週間前からインターネット上で行うことができます。
しかし、一週間前に予定が決まったのでは、ヘルパーさんの確保が必要な方々にとっては遅すぎます。
(「少なくとも1ヶ月前、できれば2ヶ月前」、と私はいつも注意されています…すいません。)
なので、私たちは6月1日(土)に私たちのスケジュールを予定して、(実行委員長から指示を受けた)松井が、一週間前に部屋の予約をすることになりました。

6月1日(土)は初夏の札幌らしい、気持ちの良い天気でした。
13時からミーティングルームを予約していましたが、13時に私が到着してみると、こんのさんも、ゆきたさんも、まだ姿が見えません。

「ゆきたさんは、ランチをして羽を伸ばしているのかな…」
(第1回の会議をした時、少し遅れてきたゆきたさんに心配をして声をかけると、「久しぶりにこの辺に出てきたから、羽を伸ばしちゃった」と話していました。それを聞いて私はなんとも嬉しい気持ちになりました。)

「こんのさんは、あまり時間に遅れるタイプじゃないんだけどな…」
(こんのさんは、いつも時間より早く集まるタイプです。第1回・第2回と集まった時には、集合予定時間の15分前には現地について電話で連絡をくれていました。)

13時をすぎた頃、こんのさんがミーティングルームに到着しました。
「あれ?13時からだっけ?」とこんのさんは言いました。
13時半に、幸田さんが到着しました。
「え?13時半からであってますか?」とゆきたさんは言いました。

私がした連絡が間違っていたのか、どこかで予定がずれたのか、理由はわかりませんが、話し合いを始めました。
(準備も、)「ゆる〜く、楽しく」がテーマなので、多少の時間の前後は気にしません。
「1ヶ月以上前にヘルパーさんの予定を決めないとお出かけできない」ということについて、現状は仕方がないところもあるのですが、これが「当たり前ではない」ように思います。
(自分で使っておいて「当たり前ではない」がどんな意味かわからなくなってしまいました。「現状は仕方がないところもあるし、先人たちの努力の結果でもあるけれど、このままで良いわけではない」ということでしょうか。)

障害の有無によらず、ふらっと好きなところに出かけられる。
障害の有無によらず、ゆる〜く集まることができる。
そんな「お出かけ」ができたらいいな、この記事を書いていて改めてそんなことを考えました。

大いに脱線しつつ長くなってしまったので、話し合った内容は次の記事で報告します。
実行委員 松井翔惟