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第16回 みらいつくり哲学学校 『差異と反復』「第3章 第1~第11節まで」開催報告

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23/10/10

 

2023年10月10日(火) 10:30~12:00、第16回となる「みらいつくり哲学学校オンライン」を開催しました。

 

偶数回は、河出文庫 ジル・ドゥルーズ『差異と反復』になります。

 

第16回は、『差異と反復』の第3章 第1~11節までについてです。

 

今回の範囲は、「第3章 思考のイマージュ」の1. 哲学における前提の問題  ~  11. 思考するということ-思考におけるその発生、でした。今回の課題図書は節で分かれていないため、本文太字部分に数字を当てはめて節としています。

 

ディスカッションの時間は、本文に出てきた蝶番という単語の考察からはじまりました。今回の範囲は脱構築や当たり前を疑うという内容が出ていたことから、学校の分離教育と特別支援学校での学びについての話や、建築の脱構築についての話題が出てきました。

 

様々な内容について話しましたが、今回のディスカッションは「普通」や「当たり前」とは何か? ということを軸に話す時間になったように思います。

 

次回、第17回(奇数回)は、10月24日(火)10:30~12:00、ちくま新書『世界哲学史』より「3巻5章と6巻7章」部分を扱います。

第18回(偶数回)は、11月14日(火)10:30~12:00、ジル・ドゥルーズ『差異と反復』より「第3章 思考のイマージュ」の第12節~第3章の最後までを扱います。

 

参加希望や、この活動に興味のある方は、下記案内ページより詳細をご確認ください。

皆さまのご参加をお待ちしております。

 

執筆:吉成亜実(みらいつくり研究所 リサーチフェロー兼ライター)

 

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