イランカラプテ！
管理栄養士の久保です。
先日、第1回アイヌ食講座を開催しました。
今回のみらいつくりレシピは、その講座で関根摩耶さんに教えていただいたレシピをご紹介します。
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【カムオハウ（肉を使った具だくさんの汁物】
【材料】
・鹿肉（牛肉や豚肉などお好きな肉でもOK）
・行者にんにく
・二輪草（あれば）
・長ネギ
・ごぼう
・人参
・じゃがいも
・昆布だし（顆粒でもOK）
・味噌
・お好きな野菜（キノコや大根など）
・黒こしょう（お好み）
【作り方】
①鹿肉はぶつ切りにして、たっぷりの湯でゆでる。アクが出るのですくい取って柔らかくなるまで煮る。行者にんにくは、長さを半分に切る。長ネギは斜め切り、ごぼうは縦半分にした後に更に縦半分に切り、端から斜めに切って笹がきのようにする。人参、じゃがいもは大きめの乱切りにする。
②鹿肉を茹でた湯を捨てて（勿体ないので家畜やペットにあげても良いそうです）、鹿肉についた余分な脂やアクを洗い流す。鍋に昆布だしと茹でた鹿肉を入れて再び火にかける。アクが出る場合には丁寧に取り除く。ごぼう、じゃがいも、人参の順に入れ食材が柔らかくなるまで煮る。
③具材に火が通ったら、長ネギと行者にんにく、二輪草を入れる。味噌で調味する。
④器に盛って、お好みで黒こしょうをかける。
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アイヌは具だくさんの汁物を主食としていたそうです。
ゴロゴロとした大きめの具材が特徴で、オハウだけで主食、主菜、副菜が揃っているので栄養面から見てもバランスが良い料理ですね。
鹿肉を茹でたときに出るアクを好んで飲む方もいるそうです。
味付けは酒などを加えずにシンプルに味噌のみですが、塩味でも美味しいそうですよ！
第2回目のアイヌ食講座は5/23㈪を予定しています。
ぜひ、ご参加をお待ちしております！！
イヤイライケレ！
管理栄養士 久保
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