こんにちは。
みらいつくり食堂 管理栄養士の久保です。
みなさんには思い出の味がありますか。
思い出の味は『美味しい』『甘い』だけでなく、『しょっぱい』『苦い』などもありますよね。
また、食事本来の味とは別にその時の感情で味が変わることもあります。
『失恋したときに食べたご飯は美味しくなかった』
『試合で負けた日の夕飯は砂の味がした』
『プロポーズされた日のケーキは、いつもより美味しく感じた』
などです。(ちなみに筆者はプロポーズされても味に変化はありません。いつも通り美味しかったと記憶しております☺)
思い出の味を思い出すときには、その時に感じた気持ちや場面が一緒に思い出されたりします。
食ってなんだか不思議ですね。
ちなみに、私の思い出の味はコチラ↓
さて、今回のみらいつくりレシピは‥
きな粉梅おにぎり🍙/松山揚げのみそ汁
担当はどんぐりっ子のお母さん(以下ニックネーム:関ちゃん)です。
関ちゃんは愛媛県出身。
前にみらいつくり食堂で食べ物の話をしていたときに、思い出の味があると教えてくれました。
それは、おばあちゃんが作るきな粉をまぶした梅おにぎり。
たまに故郷を思い出しては、無性に食べたくなる時があるそうです。
それを聞いたとき『きな粉のおにぎりだなんて、いったいどんな味がするんだろう…』とすごく興味を覚えました。
そこで関ちゃんにリクエストして、第6回みらいつくり食堂@Zoomで一緒に調理することにしました。
今回は娘のさとちゃんも一緒に調理しましたよ~😊
【きな粉梅おにぎり】
(材料) 1人分
ご飯 …1膳分
塩 …適量
梅干し …1個
きなこ …適量
味付け海苔…1枚
(作り方)
①ご飯に種をとった梅干しを入れておにぎりをつくる。塩を適量まぶす
②握ったおにぎりにきな粉をまぶす。食べる直前に味付け海苔を巻いて完成
※海苔は好みで焼き海苔でもよいそうです。きな粉をまぶすと海苔がくっつかないので、挟んで食べるイメージです。
【松山揚げのみそ汁】
(材料) 1人分
だし汁 …180mlくらい
麦みそ …適量(好みの濃さで)
松山揚げ…適量
お好きな具材
(作り方)
①鍋にお湯を沸かしてだしをとる
②お好きな具材を食べやすい大きさに切る(今回は小松菜、舞茸を用意)
③だしがとれたら②の具材を入れて麦みそをとく。仕上げに松山揚げを加えれば完成。
※麦みそが手に入らない場合はご家庭にある味噌でOK。松山揚げはみそをといた後に入れる。
麦みそと愛媛のおばあちゃんが作った自家製梅干しを持参してくれた関ちゃん。
おばあちゃんはなんと95歳だそうです!
現在は高齢のために漬けるのをやめてしまったそうですが、自家製の梅干しはとっても美味しかったです。
そして、愛媛から送ってくれる麦みそ。
初めて食べたのですが、もろみ味噌のような甘みとコクがありました。
こちらもすごく美味しい!!(我が家のみそも麦みそにしたいくらい…でも近所のスーパーでは見かけません)
きな粉のおにぎりも麦みそも北海道では馴染みがありませんが、関ちゃんの故郷の味なんだ~と思いながら食べると一緒に懐かしさを感じます。
娘のさとちゃんはバギーに乗って一緒におにぎりをにぎにぎしました🍙
画面越しのお友達も一緒ににぎにぎ🍙🍙
さて、きな粉梅おにぎりが完成!!
さとちゃんのサポートをしていた職員のシマジリさんに味見をしてもらいました。
『星☆いくつですか~!?』
『…年寄りにはきな粉がむせます。』
結局、星4ついただきました(笑)
そんな楽しい様子の第6回みらいつくり食堂@Zoomの様子はコチラ
↓