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2025年2月14日(金) 10:30~12:00、2024年度第13回となる「みらいつくり哲学学校オンライン」を開催しました。
奇数回は今年度も変わらず、ちくま新書『世界哲学史』を「折りたたみ」で読んでいきます。
第13回は、『世界哲学史』の5巻9章「明時代の中国哲学」についてです。章の内容は、1. 元から明へ、2.陽明学の展開、3. キリスト教とイスラーム、という章立てでした。
ディスカッションの時間は、中国の哲学は難しいという話から始まりました。善悪が明確に定義されていない印象で、そうしたものが定まっているほうが分かりやすく、生きやすいのではないかという意見や、良知は認識論とつながるところもあるので面白いという話をしていました。
なぜか中国哲学の話になると、参加者のほとんどが「分からない、分からない」となります。漢字が多くて読むのに苦労するからでしょうか。
次回、第14回(偶数回)は、2月28日(金)10:30~12:00、ジュディス・バトラー『ジェンダートラブル』 「第2章 禁止、精神分析、異性愛のマトリクスの生産」の第2節を扱います。
第15回(奇数回)は、3月14日(金)10:30~12:00、ちくま新書『世界哲学史』より「4巻4章」部分を扱います。
参加希望や、この活動に興味のある方は、下記案内ページより詳細をご確認ください。
皆さまのご参加をお待ちしております。
執筆:吉成亜実(みらいつくり研究所 リサーチフェロー兼ライター)
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