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第5回 みらいつくり哲学学校 『世界哲学史』「6巻1章」開催報告

 

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2024年10月11日(金) 10:30~12:00、2024年度第5回となる「みらいつくり哲学学校オンライン」を開催しました。

奇数回は今年度も変わらず、ちくま新書『世界哲学史』を「折りたたみ」で読んでいきます。

第5回は、『世界哲学史』の6巻1章「啓蒙の光と影」についてです。

6巻1章 啓蒙の光と影は、1. はじめに、2.啓蒙における理性と感情、3. 理性の闇、4.人間感情論の射程、という章立てでした。

 

ディスカッションの時間は、啓蒙のイメージの話になりました。「知らない人に教えてあげる」、「目を開かせる」というような、上から目線の押し付けのような印象になっていたという人や、人や本からの情報を鵜呑みにするのではなく、「自分で考える」ことが啓蒙だと思う人もいて、それぞれの捉え方が異なることがわかりました。

その他、自立生活と啓蒙、地方や被災者と啓蒙など、参加者のかかわる事柄と啓蒙の関連についての話にもなりました。

 

今回は、参加者が少なく、こぢんまりとした雰囲気でした。でもその分、じっくりお話ができたかなと思います。

 

次回、第7回(偶数回)は、10月25日(金)10:30~12:00、ジュディス・バトラー『ジェンダートラブル』 「第1章 <セックス/ジェンダー/欲望>の主体」の3節を扱います。

第8回(奇数回)は、11月8日(金)10:30~12:00、ちくま新書『世界哲学史』より「4巻1章」部分を扱います。

 

参加希望や、この活動に興味のある方は、下記案内ページより詳細をご確認ください。

 

皆さまのご参加をお待ちしております。

 

執筆:吉成亜実(みらいつくり研究所 リサーチフェロー兼ライター)

 

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