Works

第4回 みらいつくり哲学学校 『ジェンダー・トラブル』「第1章1~2節」開催報告

前回の報告はこちら

ー ー ー ー

 

2024年9月27日(金) 10:30~12:00、第4回となる「みらいつくり哲学学校オンライン」を開催しました。

 

偶数回は、ジュディス・バトラー『ジェンダートラブル』 になります。第4回は、『ジェンダートラブル』の「第1章<セックス/ジェンダー/欲望>の主体 1~2節」についてです。

今年度の課題図書は本文がそこまで長くないため、回によってはいくつかの節をまとめて扱う予定です。

今回は、「第1章 <セックス/ジェンダー/欲望>の主体」の1. フェミニズムの主体としての「女」、2. <セックス/ジェンダー/欲望>の強制的秩序が扱われていました。

 

ディスカッションの時間は、これまで持っていた「セックス」や「ジェンダー」についての意味や考え方と、本文の「セックス」や「ジェンダー」は捉え方が異なることに戸惑う参加者の声から始まりました。また、本文の訳し方に対する違和感や、ジェンダーバランスを取るために(半ば強制的に)女性が責任のある立場に立たされることの違和感についての話もありました。

 

今回は久しぶりの方や普段来られない方も多く、賑わいを見せていました。

 

次回、第5回は(奇数回)は、10月11日(金)10:30~12:00、ちくま新書『世界哲学史』より「6巻1章」部分を扱います。

 

第6回(偶数回)は、10月25日(金)10:30~12:00、ジュディス・バトラー『ジェンダー・トラブル 』より「第1章 <セックス/ジェンダー/欲望>の主体」の第3節を扱います。

 

参加希望や、この活動に興味のある方は、下記案内ページより詳細をご確認ください。

 

皆さまのご参加をお待ちしております。

 

執筆:吉成亜実(みらいつくり研究所 リサーチフェロー兼ライター)

 

みらいつくり哲学学校オンラインについてはこちら↓

2024年度の哲学学校お知らせはこちら

 

次回の報告はこちら