イランカラプテ!
第18回目のアイヌ食講座は【ペカンペ餡のシト】【鱈の肝のオハウ】【肝油をかけたお浸し】でした。
講師は二風谷出身のアイヌ 関根摩耶さんです。
今回は久しぶりのリアル開催でした。
ペカンペ(菱の実)は、今では採れる地域が限定されており貴重なものとなっています。
今回は塘路湖(とうろこ)で採取されたものを用意してくださいました。
硬い殻に覆われたペカンペは、10分程度茹でてからハサミで殻の端を切って実を取り出します。
ペカンペは初めて食べましたが、香りや食感は百合根に近い感じで美味しかったです!
また、鱈の肝臓を炒めて肝油を作りました。
普段は捨ててしまう魚の内臓も無駄なくしっかり使いました。
レシピは、みらいつくりレシピをご参照ください!
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今月のアイヌ語
kutkan 油が傷んでいる
nakapuru/sikamay/sirarpe:油粕
ra(ha)魚の腸にある油
sun 油(液体・固体)
sumtaype 脂の沈殿物
kiripu 油(固体)
pise とどの油入れ
kuyoy 油入れ
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このように、アイヌ食講座イペアンローでは料理を作るだけでなく、食に関係するアイヌ語やそのルーツを学ぶことができます。
ぜひ、お気軽にご参加をお待ちしています。
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お申し込みはコチラから!(参加無料、画面オフのラジオ参加(聞くだけの参加)も大歓迎!!)
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ぜひ、ご参加をお待ちしています!
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イペアンロー(いただきます)
ケラアン(美味しい)!!
ヒンナ~!(食材に感謝)