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2020年、『今年の四コマ』

「今年の漢字」「今年の流行語」..etc.
まだまっさらな2021年、これからどんな世相を呈してゆくのでしょうか。
私達は、どんな2021年をつくっていくのでしょうか。

さて、ここで2020年を振り返り、「今年の四コマ」はいかがでしょう。
人工呼吸器を24時間装着しながら、いろいろな創作活動にいそしむ「あいのすけ」さん。
今回は在宅医療介護にまつわるあるある、コロナ自粛にまつわるあるある、その他なんでも、あいのすけさんに四コマにしてほしい!と思うネタを広く公募しました。

14点集まったネタの中から厳選された3点+理事長賞ということで4点をまとめて公開いたします。
(本作品は昨年2020年12月に医療法人稲生会管理のフェイスブックにて公開しています)

 

1作品目)ネタ投稿者:スキマ産業さん

「不要不急」を定義するのは私達1人1人。
重度の心身障害をお持ちの方たちからは、「新型コロナウィルスが流行る何年も何十年も前からも、感染症にかかりやすかったり、バギーや医療機器の持ち運びのためにお出かけが大変だったりで、そもそも不要不急な外出はしていないよ、やっと世間が私達に追いついたね」という声も聞きました。

2作品目)ネタ投稿者:まっちゃさん

マスクも、消毒もウィルスもさることながら周りの目が怖いという説も。
3作品目)ネタ投稿者:にしりさ

昨年は、頑張りたくとも仕事を続けることができなくなった 方々も おいでになるかもしれません。
多くの人の働き方について変化のあった年でした。
稲生会でも、分散出勤や可能な限りリモートワークを取り入れ、物理的に密にならないように工夫をしてきました。
それでも、こまめなコミュニケーションはサービス提供の上でも、スタッフの心理的な支えとしても欠かせないものです。
朝のミーティングもオンラインで開催し、 動画に加えて議事録も記録されています。
今回の四コマネタは、その議事録をオンラインツールで共有する際に添えられた「りさのひとりごと」シリーズについて。
オンラインのやりとりが激増し、至急対応を必要とするものしないもの含めてピロピロと鳴り続ける端末 。
そんな中で、りさのひとりごとは 返信を必要としないコミュニケーションという形で 他のスタッフを和ませてくれるのみならず、その他の職員のつぶやきもひきだしてくれた、非常にソーシャルなひとりごとなのでした。
ちなみに、ICT導入にあたり、りじちょーの奮闘記録はこちらです。

理事長賞:りじちょー
訪問業の私たちは、みなさんのお家にお伺いするときには当然履き物を脱いでお邪魔しますので、一時期靴下話題で盛り上がったことがありました。
介護部門や訪問看護部門では、利用者さんたちとの会話のきっかけのためにあえてかわいい靴下を履いていたり。滑りにくく機能的なこだわりの靴下選びの基準があったり。
訪問診療で正座をした際に靴下に穴をみつけてヒヤリとしたり(でも、途中で購入する場所も、時間もなくてその日1日もじもじしながら過ごしたり)、出発時の「いってきますチェック」の項目に「靴下大丈夫ですか?」が加えられたり。