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気まぐれ通信 vol.2

 

 
皆さん充実していますか?

疲労回復に睡眠は不可欠です。でも睡眠時間を確保するのって大変で、睡眠時間が足りていない!!と考えることすらストレスになっていませんか?
私はそうでした。最近睡眠に関するあれこれに凝ってます。はっきり言ってオタクです。
でもそのおかげで睡眠時間は増やせなくても次の手があると思うと気持ちが楽になりました。
睡眠の質や日中のパフォーマンスを上げる方法については、皆さんもいろいろご存知と思うのですが、今一度自分の睡眠について考え直してみませんか?

睡眠周期って聞いたことがあると思いますが、自分の睡眠周期を意識したことありますか?よく、90分の倍数で寝るといいとか聞きませんか?
私もかつて受験生だったときはそうしていました。でもこれちょっと勘違いなのです。睡眠周期って90分~120分くらいで人それぞれなので、朝方にはその差は大きくなり、90分の倍数寝てもすっきり起きられない人がいるのです。それに、同じ周期が繰り返されるものでもないのです。最初の1周期目が一番深い眠りになり、その後朝方に向けてノンレム睡眠は浅く短く、レム睡眠が長くなります。疲労回復には一晩に睡眠周期が3~4回あると良いので、よく睡眠時間は6時間以上が理想といわれます。でも、6時間も睡眠時間が取れないという人は多いのでは。
でも諦めるのは早い!一番最初の睡眠周期を黄金の90分にするのです。実は最初の1周期目に一晩に分泌される成長ホルモンの約80%が分泌されるらしいのです。なのでそこを質の良い睡眠にすることが疲労回復にとても有効なのです。逆を言うと最初の1周期に良い眠りにつけないと、その日の成長ホルモンの分泌量はがた落ちになってしまうのです。黄金の90分を獲得するにはたくさん方法がありますので今後も少しずつ紹介していきます。

**今日のちょこっとおすすめポイント**
深部体温の変化を利用する。
日中活動して上昇した深部体温は夜にかけて低くなります。この深部体温を下げる熱放散を促すといい眠りにつけます。熱放散で皮膚温度は上昇し深部体温は下がります。皮膚温度と深部体温の差が小さくなればなるほど眠気が強まります。寝る1~2時間前の入浴は深部体温をあげるのに有効。一度上がった深部体温は約90分かけてゆっくり下がり、元の体温よりも下がります。逆に寝る直前に温めすぎると、なかなか寝付けません。そんな時はシャワーのほうがおすすめ。寝るときに靴下を履くのは熱放散を妨げるのでやめましょう。入浴の時間が取れなければ足浴もおすすめ。末梢血管が拡張して熱放散を促します。枕で頭を冷やすと脳が休まりぐっすり眠れます。そば殻枕良いみたいです。寝付いたばかりの人を起こすのはお勧めしません。決してお片付けできていない、とかいう理由で起こさないで、朝に片づけてもらいましょう(笑)