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2025年11月14日(金) 10:30~12:00、2024年度第31回となる「みらいつくり哲学学校オンライン」を開催しました。
奇数回は今年度も変わらず、ちくま新書『世界哲学史』を「折りたたみ」で読んでいきます。
第31回は、『世界哲学史』の4巻8章「朱子学」についてです。章の内容は、1.中国儒教の再生と「個人の覚醒」、2.心学としての朱子学、3. 理学としての朱子学、4.朱子学から考えるという章立てでした。
ディスカッションの時間は、以前も朱子学についての内容をやったことがあるという話から始まり、キリスト教や学校教育の場面でも実は朱子学の考え方が当てはまる部分もあるのではないかという話もありました。また、今回本文で触れられていた聖人とはどんな人なのかという話で盛り上がったりもしました。
皆さんはどんな人が、聖人だと思いますか? アジアの哲学と西洋の哲学の違いが分かってきました。
次回、第32回(偶数回)は11月25日(火)10:30~12:00、ジュディス・バトラー『ジェンダートラブル』 「結論 パロディから政治へ」を扱います。
第33回(奇数回)は、12月9日(火)10:30~12:00、ちくま新書『世界哲学史』より「5巻4章」部分を扱います。
次回からは、開催曜日を変更して第2第4火曜日の開催になります。時間の変更はありません。お間違いのないようにお気をつけください。
参加希望や、この活動に興味のある方は、下記案内ページより詳細をご確認ください。
皆さまのご参加をお待ちしております。
執筆:吉成亜実(みらいつくり研究所 リサーチフェロー兼ライター)
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